シェアハウス開設からの1ヶ月を振り返って(2)
足元を見直す日々(1)
オープンイベントも楽しく終わり、ほっと一息ついた翌日は、久しぶりにのんびりと休養し、夫婦で振り返りや今後の歩みについて話し合った。
外での活動に打ち込んで、ほぼ毎日午前様のような1ヶ月の間に、放置されたままの我が足元はかなり荒れていた。
庭木も生い茂り、お預かりしている山の原っぱや広い駐車場は夏草が生い茂り、愛する5ヶ所の自然農の畑も草むらの中という状態だった。

その上、実は6月25日に我が家の屋根の一角が、大きな音を立てて崩れ落ちていたのだ。

「自然環境や周囲の人々と調和しながら、天恵自足的な暮らしを育み、何気ない日々の暮らしを、丁寧に喜びで生きる実践と学びの草庵」をめざして「あ ほ~庵」を運営してきたはずなのに、自分たちがやりたかったこととはいえ、被災者さんの支援にのめりこみすぎて、足元をおろそかにしていたことへの、反省を促す屋根の崩落事件だったのではないか、私たち夫婦にとってはそう思われたのだ。

初めての入居者さんが到着される日の朝、お願いしていた瓦屋さんが応急手当をしに来て下さった。
足元から「あ ほ~庵」の暮らしを立て直すスタートが切られた気がした。









「やすらぎの泉」は2日以降も、一層の手が加えられ、いつでも入居者さんをお迎えできる状態に整備されていた。
この日、山陽新聞の取材があり、翌6日の朝刊に、シェアハウスの記事が掲載された。
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2011070622434079/
そして夕方、東京からの最初の一時移住者Nさん一家が到着された。
車を持ってくるため、ご主人も一緒に来られたのだ。

最初のご入居を祝って、延藤、勝部両夫婦で、ささやかな歓迎食事会を開いた。
4歳と2歳の子供さんも、すぐに環境に慣れ、のびのびと遊び始められるのだった。

延藤家の子供さんたちともすぐ兄弟のように仲良くなる入居された子供さんたちの姿がほほえましかった。


6日にはNHK TVの取材が入り、この日の夕方のニュースに取り上げられたそうだ。
(我が家にはテレビがないので、見ることはなかったのだが・・・)
7日には、Wさん母子が入居されると同時に、IさんWさんご一緒に、吉備津彦神社で開かれた七夕~平和の灯し火~イベントに参加した。

雨のおかげで、神社拝殿の中で開かれたイベントでは、おなじみのヒコヒコの楽しい演奏に、被災者の子供さんたちが思い切り体を動かして楽しむ一幕もあった。

私がまだ幼い日、滋賀県長浜の疎開先で近所のお兄さんの肩に乗せられて見た、八幡神社の祭りの光景を思い出した。山車上で繰り広げられていた子供歌舞伎の光景は今でも懐かしく思い出す。
この夜の祭りの体験は、子供たちの思い出に、どのように記憶されるのだろう。
短期間であっても、移住体験が子供たちの思い出に、きらめきを残してくれたら嬉しいなと思った。
オープンイベントも楽しく終わり、ほっと一息ついた翌日は、久しぶりにのんびりと休養し、夫婦で振り返りや今後の歩みについて話し合った。
外での活動に打ち込んで、ほぼ毎日午前様のような1ヶ月の間に、放置されたままの我が足元はかなり荒れていた。
庭木も生い茂り、お預かりしている山の原っぱや広い駐車場は夏草が生い茂り、愛する5ヶ所の自然農の畑も草むらの中という状態だった。

その上、実は6月25日に我が家の屋根の一角が、大きな音を立てて崩れ落ちていたのだ。

「自然環境や周囲の人々と調和しながら、天恵自足的な暮らしを育み、何気ない日々の暮らしを、丁寧に喜びで生きる実践と学びの草庵」をめざして「あ ほ~庵」を運営してきたはずなのに、自分たちがやりたかったこととはいえ、被災者さんの支援にのめりこみすぎて、足元をおろそかにしていたことへの、反省を促す屋根の崩落事件だったのではないか、私たち夫婦にとってはそう思われたのだ。

初めての入居者さんが到着される日の朝、お願いしていた瓦屋さんが応急手当をしに来て下さった。
足元から「あ ほ~庵」の暮らしを立て直すスタートが切られた気がした。









「やすらぎの泉」は2日以降も、一層の手が加えられ、いつでも入居者さんをお迎えできる状態に整備されていた。
この日、山陽新聞の取材があり、翌6日の朝刊に、シェアハウスの記事が掲載された。
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2011070622434079/
そして夕方、東京からの最初の一時移住者Nさん一家が到着された。
車を持ってくるため、ご主人も一緒に来られたのだ。

最初のご入居を祝って、延藤、勝部両夫婦で、ささやかな歓迎食事会を開いた。
4歳と2歳の子供さんも、すぐに環境に慣れ、のびのびと遊び始められるのだった。

延藤家の子供さんたちともすぐ兄弟のように仲良くなる入居された子供さんたちの姿がほほえましかった。


6日にはNHK TVの取材が入り、この日の夕方のニュースに取り上げられたそうだ。
(我が家にはテレビがないので、見ることはなかったのだが・・・)
7日には、Wさん母子が入居されると同時に、IさんWさんご一緒に、吉備津彦神社で開かれた七夕~平和の灯し火~イベントに参加した。

雨のおかげで、神社拝殿の中で開かれたイベントでは、おなじみのヒコヒコの楽しい演奏に、被災者の子供さんたちが思い切り体を動かして楽しむ一幕もあった。

私がまだ幼い日、滋賀県長浜の疎開先で近所のお兄さんの肩に乗せられて見た、八幡神社の祭りの光景を思い出した。山車上で繰り広げられていた子供歌舞伎の光景は今でも懐かしく思い出す。
この夜の祭りの体験は、子供たちの思い出に、どのように記憶されるのだろう。
短期間であっても、移住体験が子供たちの思い出に、きらめきを残してくれたら嬉しいなと思った。
by mahorobanokimi
| 2011-08-06 16:08
| おいでんせ・やすらぎ関連