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老いの春を、煌いて生きる

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悔いなく生き切ることを目指す75歳の青春日記

アートテン農法勉強会に参加して

友人のKさんに誘われて、尼崎の大和肥料と言うところで開かれたアートテン農法の勉強会に参加してきた。
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広い工場を案内してもらった後、近くのホテルのホールで勉強会が開かれた。
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社長の阿保英樹さんは、実に穏やかなたたずまいの方で、全てに気配りしながらも、自己主張のエネルギーが一切感じられず、つねにさりげない。そのお人柄と波動にまず魅了されてしまった。
案内やお世話をしてくださる社員の方々も、社長の思いに共鳴する人たちばかりなのか、皆さん穏やかで優しい。

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この日のテーマであるアートテン農法について、開発者の高橋富男氏が説明されたのだが、この方がまた、清々しいエネルギーで、沢山の聴衆を前にしてもなんら緊張するふうも無く、自然で穏やかな話しぶりが続く。

肝心のアートテンについては、なかなか良く分からないが、お二人の雰囲気や在り方から、大地と宇宙に繋がる本質的な何かが背景になっているのだろうなと言うことが想像された。

話を聞いていくと農法と言いながらアートテンの技術は、実は量子物理学の発展とリンクしているらしい。と言うより、現在明らかにされている10のマイナス19乗のミクロ素粒子のレベルをはるかに超える10のマイナス72乗レベルの極超微素粒子の世界まで踏み込んだ技術なのだと言う。

量子医療や量子生物学が徐々に市民権を得始め、私たちが今ヒーリングや心理、自己実現の世界で量子論の世界と向き合い始めているとき、農産の世界も既にそれ以上の世界に踏み込んでいるらしい、と言うことが少しずつ分かり始めてきた。

話を聞きながら、アートテンは神道で言う「ス」の空間を創り、日月地のエネルギーの循環をスムーズにする技術なのだろうか。共鳴磁場の原理で相互に影響しあっているあらゆる意識体(生命体)のトーラスを整える働きがあるのだろうか。などと様々な思いが交錯する。

この技術を使えば、農薬や重金属、放射能で汚染された場所で作られる作物や食品でさえ、浄化されると言う話を聞くと、これこそ4次元の世界と繋がる新しい時代の技術なのだろうと言う思いが徐々に確信に変わっていくのを感じた。

生物界に様々な悪影響を及ぼしてきた石油製品は、構成している原子上の電子の回転が地球上の他の物質と逆になっているから、基本的に生命体にとっては好ましくない存在であると聞いてきたが、このクラスの技術に至れば、その悪影響をも克服できるのではないか思えてきた。

次々に登壇して、実践体験を話される農業者や製塩業者の方たちの話を聞いていると、この技術の本物性が納得される気がしてきた。

アートテンの空間では、繁栄する微生物の種類さえ変わってくるとのことだが、かって寺田啓佐さんが発酵道で唱えておられた 「楽しき・嬉しき・ありがたきという3つの「き」が満ちている蔵には良い菌が増えるのです」という話を思い出した。

農園だけでなく、住居など人間の居住空間をアートテン化することは出来ないのですか、と質問したら、それには別の技術が用意されていますとの高橋氏の答え。これについてもぜひ知りたいと思ったが、この日のテーマではなかったので諦めた。

夜は、阿保社長のお心遣いで楽しい和やかな交流会を開いていただき、その席で何人かの方々とお知り合いになれた。
私と同じような世代の方も多く、寛いだ雰囲気の中で親しくお話をさせていただいた。その中には、淡路島で江戸時代から手広く事業をやって来られた家筋で、現在も様々な仕事をしながら藻塩という素晴らしい塩を作っておられる多田フィロソフィの会長さんや、広島県下で何軒ものブティックを経営しておられる会社の社長下坂さんなど、直接農をやっているわけではなくても、アートテンに関心を持って従来から研究してこられたとの事で、なるほどそういう時代になりつつあるのだなあと感心したものであった。


一夜明けた研究会2日目はやや曇り勝ちながら、心地よい風の吹く日だった。

参加者は数台の車に分乗し、北摂でアートテンを実行しておられる農園に見学に出かけた。

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最初に伺ったのは、猪名川町の加地伸二さんの農園だった。
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サラリーマンを引退してから農業にチャレンジし、8年になるという加地さんだが、根っからの農民のように、土を愛し野菜たちを愛しておられるのが伝わってくる。
ここではEMによる自然農法にアートテンを併用されているとのことだったが、緑が実に瑞々しく美しかった。

広い畑を一人で切り回すため、人参さえ特殊なポットで苗を作って植えるというような斬新なアイデアを実践する万年青年のような方であった。
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四角豆が最近人気でね、と言われる豆園はまるでバラ園のような雰囲気だった。

この農園のイチゴは特に評判が高いそうだが、折からポット苗の仕込み中で、忙しくて手が回っていなくてね・・・と言われるにしては手入れ状況が実に丁寧で、加地さんの思い入れが伝わってくるようだった。

加地農園に続いて、すぐ近くの小澤勲さん経営のほたる農園にお邪魔した。
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小澤さん(写真左端)は、現在の農業の在り方に強い危機感を持っておられ、近くの農家の方が農薬や化学肥料まみれで栽培される野菜が、毎年品評会で一位を取り続けているJAの現状を嘆いておられた。
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折から雨が降り出したので、見学はハウスの中だけになったが、金時草(きんじそう)という見たことも無い葉野菜が栽培されていた。
ミネラルやビタミンが豊富なスーパー野菜だという話だった。帰宅してから調べたら、今は重に金沢で栽培されている菊科の野菜で水前寺菜とも言われるそうである。
小澤さんにおねだりして、何本か挿し木用に枝を切ってもらってきたので、来年夏ごろには、「あ ほ~庵」の食卓をにぎわせることになるだろう。

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昼食は、やはり阿保社長のお世話で猪名川町のK'deliという築150年の酒蔵を改造したおしゃれなレストランでご馳走になった。
天井も高く広々とした空間を贅沢に使った、素朴で落ち着きの有る室内の雰囲気は、とても心落ち着くものがあり、客の多くは主婦や夫婦連れの方たちだった。
料理は確かにおしゃれに盛り付けられていた。皆さんは美味しい美味しいと喜んで食べておられた。
阿保社長には申し訳ないが、私にとってはやや残念という感じが残った。野菜の使い方や味の活かし方がとても料理を愛する人のものには思えなかったからだ。
もし農園レストランがコンセプトなら、もう少し野菜そのものに気持ちを入れてほしいと思うのは欲なのだろうか。

午後は雨上がりの田園を走って、三田へ。
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見学したのは藤原明さんの有機農園。広い農園をお歳を召したお母さんと2人で作っておられるという藤原さんは、とても物静かな方で、そのお人柄が農園の空気をも、とても落ち着いたものにしているようだった。
もちろんアートテンの効果もあるのだろうが、堆肥の発酵場でも、まったく臭わないのには驚かされた。

農園全体を覆う穏やかで静謐なエネルギーを感じて、改めて耕作する人の人柄や思いがアートテンと相乗効果を上げることになるのかなと思った。

帰途に乗せてもらった車では、和歌山からの果樹園農家でEMとアートテンでみかんを作っている古田さんと宮井さんという方にお世話になった。安全で美味しいみかんの栽培に情熱を掛けておられるお2人の話も、聞いていて嬉しくなるような話題ばかりだった。

最後にまた尼崎の大和肥料さんにもどり、散会となったが、同社の前庭に置かれている農産物直売所「はればれ」で「村八分雨上がりの会」というアートテン農法会員さんたちが作られている野菜や食品をゲットして、帰路に着いたのだった。

「村八分雨上がりの会」や「はればれ」・・・なぜこのような名前なのかは、次のブログでご覧頂きたい。
http://ameblo.jp/harebare1230/entry-11311652864.html

このブログの簡単な説明の中に、今の日本の農を、何とか命の通う本来のあり方に戻したいという、高橋先生や阿保社長、そして会員の篤農家さんたちの悲願が込められているように感じた。
はやく日本中が「はればれ」になればいいなあ・・・そんな思いを妻と語り合いながら帰路をたどるのだった。

二日間にわたり、行き届いたお世話とご案内を頂いた阿保社長や大和肥料の皆さんに、心から御礼を申し上げます。

「あ ほ~庵」は専業農家にはならないけれど、近々アートテン化させてもらい、来られる皆さんに、いい環境のなかで美味しい自然農の野菜を食べていただけるようにすることで、皆さんへの感謝を形にしたいと思います。
by mahorobanokimi | 2012-09-13 07:40 | 新しい社会の在り方に向けて