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老いの春を、煌いて生きる

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悔いなく生き切ることを目指す75歳の青春日記

「和氣やすらぎの泉」6周年記念イベントに参加して

7月22日午後、和気町役場の建物内にあるホールで、母子移住者支援シェアハウスの6周年記念事業が開かれ、お招き頂きました。

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3.11の震災の時に、相次ぐ移住希望者さんのために、和気教会の延藤好英牧師とおいでんせぇ岡山のコラボで母子避難者専用シェアハウス「やすらぎの泉」を開設したのは2011年7月1日でした。


6月10日から3週間、県内外から駆け付けて下さる延べ100人ものボランティアさんたちの手で、傷みや汚れがひどかった古民家が見違えるようにリフォームされた充実の日々が今も蘇ります。

この6年の間に、やすらぎの泉に滞在された母子さんは187組、その中から多くの方々が県内外に移住して来られているそうです。

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6年間ずっと運営と見守りを続けて来て下さっている延藤さんのご挨拶から始まったイベントは、シェアハウスの縁で結ばれたお母さんたちのコーラスグループ【結び音】のアメージング・グレース演奏へと続きます。
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Okametic
 さんのダイナミックな指揮と歌声に、お母さんたちの歌声も次第に調子に乗って来ます。

コーラスの後は、この日のメインゲスト 沢 知恵さんの歌とピアノ。
沢さんご自身も、千葉からの移住者で、ステージの途中で、3.11の日の生々しい体験を、実感を込めて語られました。体験しなかった私が、まるで沢さんと一緒にピアノの下に隠れて地震の恐怖を体感しているような気持を味わいました。
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つねに客席とつながり、次第に歌の世界に引き込んで、共に歌うように盛り上げて行く沢さんの熱い在り方と飾らないお人柄に、会場全体が大きな家族のようにつながって行くのを感じる、素晴らしいコンサートでした。
まさに、舞台と客席が一体になって音楽の喜びを紡ぎ出し、盛り上げて行く 素晴らしいステージでした。
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コンサートの後に開かれた懇親会は、母子さん達の心のこもった手作りの軽食やお菓子が供され、沢山の子供たちがまるで兄弟のように戯れあう文字通り和気あいあいの風景が展開されました。

幼かった子供さん達も今は小学校の高学年や中学生。懐かしい顔も見違えるほど背が伸び顔つきもたくましくなって見違えるようです。

心配と不安に震えていたお母さんたちのお顔も、今は明るく晴れやかになり、母子だけの暮らしの苦労や寂しさを乗り越えて来たお母さんたちのシェアには、行動して来た人たちならではの自信が溢れていました。

そして同じ立場にいる仲間たちと繋がりあい、分かち合える楽しさや心強さが伝わって来ます。気が付いたら、会場全体が70人位の大家族の様な打ち解けた雰囲気になっていました。

何ということでしょう!
参加者は、ほとんどが核家族の暮らしをしている人たち。
なのに、やすらぎの泉の暮らしを体験する仲間として繋がり合い、まるでここを実家のように感じて返って来る仲間たちは、いつの間にかやすらぎ大家族の一員という意識になってしまっているのです。
まるで新たなコミュニティーのメンバーになったように。

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群れになって戯れあう子供たちを見ていて・・・・
繋がりあう場と機会と共有するビジョンがありさえすれば、長い核家族時代によりわたし達が失ってきた多くのものも、意外と短期間で取り返せるかもしれない・・・・
そう実感した嬉しい一日でした。
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                   (この写真は 逢沢直子さんのFBからお借りしました。)

こんな嬉しい場面を体験させて下さった、延藤さんご夫妻と支援者の皆さん、そして主人公の母子さん達に、心から感謝いたします。


by mahorobanokimi | 2017-07-24 02:48 | イベント体験記