生命の表れを実感する一コマ
写真をご覧いただきたい。
左は 大晦日の晦日そばを作るときに、刻みねぎを作り
右のグラスのように 根っこのところ3センチほどを残しておいて
水に挿しておいたもの。
それが10日経った姿が 左のグラスである。
細ねぎが自然に伸びてきただけの他愛の無い写真・・・かもしれない。
しかし私には凄いことのように見える。
朝 起きるたびに成長してゆくその姿に感動する。
たった3センチほどのねぎの株を 水に挿していただけで、
ちゃんと白根から先の葉の部分は緑色になっている。
しかも長いものは 10日で20センチにも成っている。
生きているから当たり前?
でも、水をもらっただけで、ここまで成長を続ける仕組みを誰が作り、
誰が働かせているのだろうか?
たった20センチの再生したねぎの細い緑の葉に、宇宙の全ての
秘密の仕組みが隠されているように、私には思えてならない。
そして、それと同じ仕組みが 私を生かし 私を育んでくれている。
そのお陰で、私はつい今しがた 68歳の誕生日を迎えることも出来た。
全ては同じ仕組みの中で、同じ力により、同じ目的で生かされ
育まれているように 私には思われる。
たった数本の 細い細いねぎが、68歳の私を感動させてくれる。
そのこと自体だって・・・ふ し ぎ!!
ごく普通の暮らしの、ごく普通の情景の中に、
こんな奇跡が 今日も起こり続けている。
by mahorobanokimi
| 2009-01-12 00:50
| 「あ ほ~庵」日記