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老いの春を、煌いて生きる

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悔いなく生き切ることを目指す75歳の青春日記

田舎の人情と 優しさあふれる暮らしに感動

私達夫婦が和気に移住させてもらって、もうすぐ2ヶ月が経ちます。

移住してくる前から、スローライフ ネットワーク岡山の準備会に参加させてもらったりして、岡山には 素晴らしい人たちが集まっていらっしゃるとは思っていました。

でも、でも です。実際に住んでみて、自然の穏やかさや美しさはもちろん、村の人たちの温かさ、親切さ、屈託のなさ が凄いのです。

引越しの片づけで忙しくしていると、「あんまり無理せんと、ぼちぼちやりなさいよ。」といいながら近所の温泉の入浴券と栄養ドリンクを届けてくださる。

朝からお借りしてるのにほったらかしている畑で、草刈り機の音がするので行ってみると、ご近所のお年寄りが、「いやあ、運動せんと身体が鈍るからね。」「このチップソーの歯は、拾ってきたのをわしが研いで使えるようにしたんじゃ。気を遣わんでええんじゃぞ。」と誇らしげにニッコリ。

誰かが大根やねぎなど玄関の前にどっさり置いていかれているのなどは、当たり前。
そして、ビックリするような立派なしいたけや、山のような蕗の薹や、彫りたての竹の子など食卓をにぎわす頂き物も数知れず。

もちろん、この地に入るに当たって、家を紹介してくださった従野さんご夫妻のお骨折りや地元への根回しがなければ、こんなに温かく受け入れてもらえることは無かっただろうと思う。

それにしても、どなたと出会い、立ち話をしても、皆さん気さくで優しい方ばかり。
きっと、もともと先祖代々痩せた土地を切り開き、片寄せあうように支えあって生き延びてきた農村で、今でも貧富の差も少なく、おまけにほとんどのおうちが高齢者で、皆さん 畑も 金のためではなく 健康法と生きがいのために作っている人たちがほとんどだからこそ、お互いに支えあったり、与え合ったりする心配りが行き届いているのだろうかと思う。

昨日も、家に帰ると、駐車場に使わせてもらっている150坪ほどの平坦地の草が、綺麗に刈り取られて、見違えるようになっていた。
ビックリした。きっと草刈機も使ったことのない私たちを思いやって、黙って刈って置いてくださったのだろう。 

今朝は、都会生活では想像もできない出来事に、改めて田舎の持つ素晴らしさを噛み締めながら、刈り取られた草達を、畝を立てたばかりの我が家の畑に運ばせてもらった。
お陰でやっと、芽を出したばかりのジャガイモたちやレタス類、そして日照りに枯れかけているえんどう豆たちに、緑草のマルチをしてやることが出来た。


我が我がと主張しあい、あるいは奪い合う大都会の暮らしでは想像もつかないような、この里の暮らしに、スローライフの意味を学ばせてもらっている気がする。
by mahorobanokimi | 2009-04-19 20:25 | 「あ ほ~庵」日記