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老いの春を、煌いて生きる

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悔いなく生き切ることを目指す79歳の青春日記

「くらしイキイキ塾」特別講演大好評でした。

第3回の「暮らしイキイキ塾」は、特別ゲストとして 助産師 古賀直子さんをお迎えして開きました。

長年 自宅出産専門の助産師として活動してきた古賀さんだけに、古賀さんにお世話になったお母様方も多く集まって下さり、20名を越える参加者がありました。そのため赤ちゃん連れの参加者も何人かおられ、珍しく可愛い声も聞かれる賑やかな塾となりました。
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自分が学生として学んだことと、現場での生の体験の食い違いの数々から、従来正しいとされたことや、当たり前として行われていることの中に、いかに不自然であったり、母子の命の叡智を殺していることが多いかに気づいたところから、古賀さんのチャレンジが始まり、勇気をもって信じる道を貫いてこられたことがよく分かりました。

15万年の昔、一人の女性から生まれた命が、今のような医療も整った環境もなかったであろう何万年もの原始の時代を超え、連綿として受け継がれ、今日の60億人になっていることを考えれば、そしてわが国ではほとんどが産婆さんによる自宅出産だったことを考えれば、今の病院や産院で産むのが当たり前というのは極めて特殊だと思いませんか?と言う投げかけに、多くの参加者が強い反応を示されていました。

お産に立ち会う自分も、産むお母さんも、生まれてくる赤ちゃんも、みんな何時死ぬかも知れない可能性の中にいるのに、なぜか「生まれてくる赤ちゃんは絶対に死なせてはならない」というのが当たり前に成ってしまっている病院出産の不自然さ と言う話には、一人ひとりが自分の命や人生に責任をもつ覚悟の必要性を迫る古賀さんの気迫が伝わって来ました。

女性が自立して産む覚悟を決めれば、本当の意味での母子の命の繫がりが始まる。そしてそのようなつながりのなかでの出産は、普通は上手くいく(そのお母さんにとっては絶対上手くいく)ことなんだ という古賀さんの断言に、何人かの参加者の方は 次の子供を産む勇気が出てきたと、後の振り返りで伸べておられました。
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私も、誰でもいずれ必ず死ぬことが運命付けられている人間にとって、それを前提として人生と向き合うことの大切さを、改めて思い出させていただきました。

古賀さんが話されたことは、単に出産に関わる世界だけでなく、私たちが日常的に体験している現代社会の多くの面でも当てはまることで、通常 当たり前とされていることが 実は 経済原理から来る必要性に基づいており、実際には命の自然や可能性を押し殺していることが 極めて多いのかもしれません。

円滑な出産のために 良かれと思って実行される正食も、必ずしも良いお産につながるとは限らないし、ファストフードやジャンクフードばりばり食べていても、見事素晴らしい出産をする人もあることを知ったとき、食事指導するのを止めた、と彼女は言います。
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どんなに自分の家で生みたいと思っても、赤ちゃん自身が病院に行くように仕向けることもあるといいます。

しかし、どんな場合も、母子に備わった本来の命の叡智や 愛にむすばれた母子の自然なつながりがあれば、すべては上手くいくのが普通なのだという古賀さんの話は、体験に裏付けられた強い響きを持っていました。


古賀さんを囲んでの昼食会の後は、いつものように あ ほ~庵主の私が担当しての体験実習です。
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命の叡智の体験として、この日はオーリングテストを皆さんにやっていただきました。

健在意識で考えて答えの出ないことでも、適切にオーリングやキネシオロジーなどを使えば、命の叡智が、妥当な答えを教えてくれることを、幾つかの実験で 実感した参加者の方々は、子供のように楽しそうに実習に参加して下さいました。
by mahorobanokimi | 2009-10-03 01:00 | 主催ワークショップ

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